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ネコちゃんの気持ち

ネコちゃんはボディランゲージによって信頼関係を確認できる動物です。
ネコちゃんは気ままな動物ですので、しつけは大変だとは思いますが、しぐさや気持ちを理解してあげると、信頼関係もより深くなるものだと思います。
ここではネコちゃんのしぐさがどういった気持ちの表れなのか説明していきます。

体をすり寄せる

ネコちゃんの挨拶で体をすり寄せる傾向があります。自分のニオイを相手にこすり付けて仲間である確認をしているのです。
飼い主に尻尾を立てて体をすり寄せてくるのは飼い主と親密な関係であるという証でもあるのです。またおなかが空いたときも同じ行動をとります。

おなかを見せる

転がっておなかを見せてくれるネコちゃんは警戒していない、むしろ信頼しているという証です。
ネコちゃんにとって相手におなかを晒すことは弱点を晒しているということと一緒なのです。

ゆっくり瞬きをする

ネコちゃんは見知らぬ人やネコに遭遇したときじっと相手をみつめる傾向があります。
しかし凝視せずにゆっくりと瞬きをする場合、満足や愛情の表れです。
飼い主に対してこのゆっくり瞬きをしている時間が長ければ長いほど愛情の程度がわかります。

何か咥えてくる

ネコちゃんがねずみの死骸や虫の死骸を飼い主の前に持ってきたり、玄関においておくといった行動は飼い主を驚かすための行動ではなく、大事な贈りものを届けているわけなのです。
贈り物によって満足することを望んでいる証拠なのです。

体を舐める、噛み付く

人に触られたり抱かれたりすると、ネコちゃんが自分の体を舐めたりする行動があります。
実は体についた人のニオイを取り除くための行為です。
また触っている途中に急に噛み付いたりすることがあります。それもこれ以上触って欲しくないといいうサインを発しているのです。あまり触り過ぎたりするのは注意です。

いかがですか。
他にも行動はたくさんありますが、日頃気付かないところで実はいろんな気持ちを発していたのです。
ネコちゃんの気持ちを少しでも理解してあげることが最も幸せな暮らし方ではないでしょうか。
練馬区にある当動物病院では大切なネコちゃんのための健康診断や予防接種を行い、異常なしぐさや病気の兆候などの相談もおこなっております。

ネコちゃんを病院へ連れて行くときの注意点

ネコちゃんは何かしら病気を患っても我慢するという傾向があり、飼い主もネコちゃんが病気を患っているとなかなか気付くことがありません。
もし病気になっていると分かった場合、しっかりと病院まで連れて行かなければなりません。
ここではネコちゃんを病院意連れていくときの注意点を説明しています。。

外傷がある場合

ひっかき傷や猫同士のケンカでできた傷はあまり心配することはないですが、少量の出血の場合は消毒薬で消毒します。
ネコちゃんが安心できる場所を確保し、じっとできる環境をつくります。しかしひどい傷や出血が多い場合は動物病院へ行ったほうがいいでしょう。
ガーゼかタオルで出血箇所を抑えますがネコちゃんが暴れたりしないように注意しましょう。
内臓破裂の場合は抱いたりせず、箱に入れて病院へ行くといいでしょう。

脚を引きずったりする

骨折の可能性があるような状態、出血がある場合はガーゼやタオルで巻いて止血し病院へ運びます。
骨折で体温が低いなら毛布でくるんで急いで病院へ運びましょう。

熱射病の場合

温度の高い車内のなかや部屋の中に長時間いると呼吸が乱れたり、よだれをたらしたり、口の中が赤紫色になる症状が発生します。
すぐに涼しい場所に移動し体を冷やすことが大切なので霧吹きなどで直接水を掛けることも、効果的だといわれています。
重度の場合は呼吸が落ち着いたら動物病院へつれて行きましょう。
夏場は車の中にネコちゃんを置いたままにしておくとわずか30分で命を落とす危険性もあります。。

感電した場合

電気線をかじって感電する場合があります。
硬直したり痙攣しているときはコンセントを外し、口の中をやけどしていないか確かめます。
意識がなかったり、口の中が腫れていたりすぐに病院へ行きましょう。
見た目に異常がなくても念のために病院で診てもらうことをお勧めします。

異物や毒物を飲んだ場合

異物や毒物を飲んでしまった場合、塩水を飲ませて吐かせます。苦しそうな咳をしている場合や、なかなか吐かない場合はスプーン一杯ほどの塩水を飲ませたらほとんど吐きます。
どうしても吐かない場合は病院へ行きましょう。
部屋の中は小さなおもちゃ、電池、人間用の薬といったネコちゃんが飲み込みやすいものがたくさんあるので注意して下さい。

他にもネコちゃんにとって怪我や危険な食べものがたくさんあります。
決して自分判断で行動しないよう、獣医の下で診察を行ってください。
中村橋にある当動物病院ではネコちゃんの健康診断、予防接種、相談などを承っております。
ネコちゃんにお困りでしたら是非当院へ診察してみてくさい。

ペットに薬を与える方法

日頃ワンちゃんやネコちゃんの健康維持のため、バランスのとれた食事、健康診断や予防接種を定期的に受けるなど心がけていても、病気になり、お薬を処方してもらうことはあります。
ペットを飼っていて、ご家族が一番苦労していることはお薬をなかなか飲んでくれないことではないでしょうか。臭覚が何倍も優れている動物なので、薬の臭いですぐに気付いて吐き出し、噛まれた経験がある方もいらっしゃることでしょう。薬は与え方や方法によってスムーズに飲んでくれることもあります。こちらでは、ペットに薬を与える方法をご紹介したいと思います。

食餌に混ぜて一緒にあげる

多くの方が一番実践しているやり方です。薬の臭いが強いと、嗅ぎ分けて薬だけ残してしまうことがありますので少し工夫する必要があります。普通のエサと混ぜるのではなく、一番好きな物に混ぜてあげることがおすすめです。その場合最初の数個は薬を入れず、残りの1個だけ薬を入れる方法もあります。あげる際、吐き出したりしていないかもチェックするようにしましょう。

お薬のタイプを変える

お薬には種類があり、チュアブルタイプ、丸薬、カプセル、錠剤、シロップ、粉薬といった種類があります。丸薬やカプセルなどは臭いや大きさで嫌がるので、チュアブルやシロップ剤に変えて、スポイトで流し込んであげる方法は有効的です。ペットが薬を飲み込んでいることをチェックしながらあげるようにしましょう。

錠剤を砕いて与えるご家族がいると思いますが、砕いて与えると逆効果になってしまう場合があります。錠剤には苦味を抑えるコーティングされているものもあります。砕くと臭いや苦味が更に増してしまう恐れがあるので控えましょう。お薬はワンちゃんやネコちゃんたちが嫌がるものばかりなので、自分から好んで飲むことはほとんどありません。練馬区中村橋にある当動物病院では、犬や猫など動物たちにあった薬の与え方をご家族の方と相談し、ご家族や動物たちが苦労しないような環境つくりを心がけています。ワンちゃんやネコちゃんたちの気持ちを少しでも理解できるように優しく接してあげることが大切です。

ワクチンについて

任意のワクチンですが、死亡率の高い病気や後遺症の残る病気や飼い主様に感染を広げてしまうリスクのある病気を予防する目的がありますので、1年に1回の追加接種が望ましいです。 0歳齢の時はワクチン接種の時期や種類によって接種回数が異なり、適切な免疫力を作ります。また、数年ワクチン接種されず、抗体価が低下してしまった子に対しても初回同様複数回接種をお勧めする場合がございます。

老齢、ワクチンアレルギーのある子などに関しては、抗アレルギー薬の投与、抗体価を測定して十分な抗体価を獲得していればその年のワクチンを見合わせる、他のワクチンに切り替えるなどの対処をご用意しております。

ネコちゃんの病気は注意深く

ペットとして人気があるネコちゃんは人と違い、病気や体調が不調な場合、サインをだすことはできません。ご家族が病気に気づくことは難しく、たいしたことではないと思っていても実は重大な病気を起こしている可能性があります。

野生で生活を送っている動物は、具合が悪くなると他の動物に襲われないように、回復するまで物陰に身を潜めます。飼われている動物も体調が悪くなると、人目につかない場所で身を潜めようとします。ネコちゃんも同じでこうした行動をとると、何か病気にかかっている可能性があるかもしれません。

ネコちゃんの病気について

ネコちゃんの病気は感染症が多く、ウイルスによる病気が最も多いと言われています。猫特有の感染病もありますので、ワクチン接種で予防しましょう。
また、生活習慣病も病気につながるリスクが高いです。肥満が原因で糖尿病、心臓病、脂肪肝といった人間と同じような病気を引き起こします。日頃からネコちゃんの体調管理、尿や排便などに異常がないかチェックすることで、病気を予防することができます。

ネコちゃんの死因で一番多いのが腎不全だと言われています。次に心臓疾患、糖尿病と続きます。
食欲が無くなり、水もほとんど飲まないといった症状が見られたら腎不全の可能性があります。
慢性腎不全は高齢のネコちゃんにはとても多い病気です。早期発見のためにも定期健診を受けることをおすすめします。定期的に治療を行うことでかなり長く生きる場合があります。

予防について

動物も人間と同じように怪我や病気をします。
動物病院では、怪我や病気の治療以外にも健康診断や予防接種、飼っているペットの相談をすることができます。定期的な健康診断や予防接種などは予防にもつながりますので根気強く検診を受けましょう。当動物病院では動物の治療は私たちだけで行わず、家族との理解と協力があったうえで治療を行っていきます。

大切なネコちゃんがもし病気になったら

もし病気を患ったら、獣医に従って生活習慣を改善しなくてはなりません。どのような症状なのか、治療についてどう対応すればよいのかなど、今後病気が重くならないように注意する必要があります。

ご家族にできることは、ネコちゃんを優しくなでる、安静にさせる、栄養バランスを考えた食事などのメンタルケアが重要になってきます。気持ちを落ち着かせると心臓が楽になりますので、できる範囲で穏やかに過ごせるよう心がけてください。興奮を煽るような行動はさけ、精神的に楽でいられる環境をつくってあげることが理想です。練馬区にある当院では、ネコちゃんの気持ちを少しでも理解し、動物と安心して暮らせる環境をつくっていきたいと考えております。診療動物は、猫以外にも、犬、うさぎ、ハムスターなどにも対応しております。

寄生虫の怖さ

寄生虫と聞くと気持ち悪い、怖いといった暗いイメージを思い浮かべるのではないでしょうか。
動物というのはお互いに直接的、間接的に関係をもって生きています。寄生虫もいろいろな生き物と隣り合わせで生活しているのです。寄生虫は動物の体外、内外に寄生します。体外に寄生するほとんどがノミやダニです。

体外は、目に見えるので気付いたらシャンプーで洗うなど、外側からきれいにすることができますが、体内の寄生虫はなかなか気付くことができません。機嫌が悪く下痢や嘔吐を繰りかえすのであれば、何かのウイルスや寄生虫が体内に侵入している可能性が考えられます。
練馬区にある当院では、寄生虫で悩んでいる犬や猫なども診察し、適切な治療を行っております。
予防接種の時などに、定期的に健康診断を受けることをおすすめします。

ワンちゃんやネコちゃんの内部寄生虫

様々な寄生虫が動物の体内に寄生し生活します。
なかには人間に感染する寄生虫もいますので、見つけたら速やかに駆除することが大切です。
ワンちゃん、ネコちゃんが下痢やおう吐などの症状がある場合、おなかの寄生虫の感染が考えられます。
ひどい場合は命にかかわることもあり、主に小腸に虫体がつまり腸閉塞の原因になる恐れもあります。
寄生虫が感染していたら、駆虫薬を飲ませ下痢を緩和させます。感染期間により一度の投与では駆虫できないのであれば、再度診察し再投与します。

次に、蚊の吸血によって感染幼虫が体内に侵入し、寄生して起こる病気がフィラリア症です。フィラリアの症状は数や寄生期間により、無症状の時期が続くのでなかなか感染に気付くことができません。
進行すると喀血や失神する恐れのある大変危険な寄生虫です。フィラリアの多数寄生で大動脈症候群という急性症状を引き起こし、治療が遅れるとほぼ100%の確率で死に至ります。フィラリアは予防薬を定められた期間、月1度与えることで確実に感染症を抑えることができます。年間を通し蚊が発生する暖かい地域では、フィラリア予防薬を定期的に与えるなど、獣医の指示に従いましょう。

ペットクリニックで定期健診を

これらの一部の寄生虫は動物たちが暮らす一般的な環境によって発症する可能性がありますので、発症を防ぐためには定期的に健康診断や予防接種を受けることをおすすめします。
ペットクリニックが処方するお薬は安全ですので、たとえ小さなことでも獣医に相談し、大切なペットたちを寄生虫から守りましょう。