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ネコちゃんを病院へ連れて行くときの注意点

ネコちゃんは何かしら病気を患っても我慢するという傾向があり、飼い主もネコちゃんが病気を患っているとなかなか気付くことがありません。
もし病気になっていると分かった場合、しっかりと病院まで連れて行かなければなりません。
ここではネコちゃんを病院意連れていくときの注意点を説明しています。。

外傷がある場合

ひっかき傷や猫同士のケンカでできた傷はあまり心配することはないですが、少量の出血の場合は消毒薬で消毒します。
ネコちゃんが安心できる場所を確保し、じっとできる環境をつくります。しかしひどい傷や出血が多い場合は動物病院へ行ったほうがいいでしょう。
ガーゼかタオルで出血箇所を抑えますがネコちゃんが暴れたりしないように注意しましょう。
内臓破裂の場合は抱いたりせず、箱に入れて病院へ行くといいでしょう。

脚を引きずったりする

骨折の可能性があるような状態、出血がある場合はガーゼやタオルで巻いて止血し病院へ運びます。
骨折で体温が低いなら毛布でくるんで急いで病院へ運びましょう。

熱射病の場合

温度の高い車内のなかや部屋の中に長時間いると呼吸が乱れたり、よだれをたらしたり、口の中が赤紫色になる症状が発生します。
すぐに涼しい場所に移動し体を冷やすことが大切なので霧吹きなどで直接水を掛けることも、効果的だといわれています。
重度の場合は呼吸が落ち着いたら動物病院へつれて行きましょう。
夏場は車の中にネコちゃんを置いたままにしておくとわずか30分で命を落とす危険性もあります。。

感電した場合

電気線をかじって感電する場合があります。
硬直したり痙攣しているときはコンセントを外し、口の中をやけどしていないか確かめます。
意識がなかったり、口の中が腫れていたりすぐに病院へ行きましょう。
見た目に異常がなくても念のために病院で診てもらうことをお勧めします。

異物や毒物を飲んだ場合

異物や毒物を飲んでしまった場合、塩水を飲ませて吐かせます。苦しそうな咳をしている場合や、なかなか吐かない場合はスプーン一杯ほどの塩水を飲ませたらほとんど吐きます。
どうしても吐かない場合は病院へ行きましょう。
部屋の中は小さなおもちゃ、電池、人間用の薬といったネコちゃんが飲み込みやすいものがたくさんあるので注意して下さい。

他にもネコちゃんにとって怪我や危険な食べものがたくさんあります。
決して自分判断で行動しないよう、獣医の下で診察を行ってください。
中村橋にある当動物病院ではネコちゃんの健康診断、予防接種、相談などを承っております。
ネコちゃんにお困りでしたら是非当院へ診察してみてくさい。

ペットに薬を与える方法

日頃ワンちゃんやネコちゃんの健康維持のため、バランスのとれた食事、健康診断や予防接種を定期的に受けるなど心がけていても、病気になり、お薬を処方してもらうことはあります。
ペットを飼っていて、ご家族が一番苦労していることはお薬をなかなか飲んでくれないことではないでしょうか。臭覚が何倍も優れている動物なので、薬の臭いですぐに気付いて吐き出し、噛まれた経験がある方もいらっしゃることでしょう。薬は与え方や方法によってスムーズに飲んでくれることもあります。こちらでは、ペットに薬を与える方法をご紹介したいと思います。

食餌に混ぜて一緒にあげる

多くの方が一番実践しているやり方です。薬の臭いが強いと、嗅ぎ分けて薬だけ残してしまうことがありますので少し工夫する必要があります。普通のエサと混ぜるのではなく、一番好きな物に混ぜてあげることがおすすめです。その場合最初の数個は薬を入れず、残りの1個だけ薬を入れる方法もあります。あげる際、吐き出したりしていないかもチェックするようにしましょう。

お薬のタイプを変える

お薬には種類があり、チュアブルタイプ、丸薬、カプセル、錠剤、シロップ、粉薬といった種類があります。丸薬やカプセルなどは臭いや大きさで嫌がるので、チュアブルやシロップ剤に変えて、スポイトで流し込んであげる方法は有効的です。ペットが薬を飲み込んでいることをチェックしながらあげるようにしましょう。

錠剤を砕いて与えるご家族がいると思いますが、砕いて与えると逆効果になってしまう場合があります。錠剤には苦味を抑えるコーティングされているものもあります。砕くと臭いや苦味が更に増してしまう恐れがあるので控えましょう。お薬はワンちゃんやネコちゃんたちが嫌がるものばかりなので、自分から好んで飲むことはほとんどありません。練馬区中村橋にある当動物病院では、犬や猫など動物たちにあった薬の与え方をご家族の方と相談し、ご家族や動物たちが苦労しないような環境つくりを心がけています。ワンちゃんやネコちゃんたちの気持ちを少しでも理解できるように優しく接してあげることが大切です。